福音伝道教団

葛西福音キリスト教会

季節のあいさつ アーカイブ

東京都江戸川区東葛西6丁目37-3 福音伝道教団 葛西福音キリスト教会 かさいふくいんきりすときょうかい 
季節のあいさつのお手紙を書く羊

2024年6月 季節のあいさつ

 皆さま、くちなしの花が甘い香りを漂わせて、今を盛りと咲き誇っていますが、いかがお過ごしでしょうか。聖書の次の言葉をもって、人生の旅路を生きる人を励ましています。

 

「なんと幸いなことでしょう。その力が、あなたにあり、その心の中にシオンへの大路のある人は。」 (詩篇845)

 

 路傍にそよぐ草木の緑も深みを増してきましたね。

 さて、旧約聖書の詩篇84篇には幸いな人の姿が描かれていますが(詩篇84篇4512)、その中で、神様を自分の力とし、神様のみを慕っている人の幸いを見たいと思っています(詩篇845)。人は誰でも何かを、誰かを頼みとしています。ところが、聖書は神様を頼みとし、神様を力とした生活こそ、幸いであると言っています。それは、神様に信頼して生きていくならば、試練や苦難も祝福にかわるからです。「彼らは涙の谷を過ぎるときも、そこを泉のわく所とします。」(6)パレスチナ地方には荒れ果てた不毛の地がありましたが、そこを旅する者にとっては、まさに涙の谷だったのでしょう。しかし、そのような荒れ果てた不毛の地、涙の谷を通っても、そこを泉のあるところとするというのです。不毛の地、涙の谷のような試練や苦難が祝福の泉に変化するというのです。

 また、神様に信頼して生きるならば天国に至る道が保障されるからです。「彼らは、力から力へと進み、シオンにおいて、神の御前に現れます。」(7)シオンとはエルサレムのことで、そこには神殿があり、人々は神様を礼拝するためにエルサレムを目指して旅をしたのです。人生という旅には試練や困難という山もあれば、谷もあります。しかし、神様に信頼して永遠の神の都を目指して生きていくならば、力を得てついに天において神様と共に生きることができるのです。この天においてこそ、神に信頼する者の旅路の目的地となるのです。人生の力の出所である神様に信頼して、天を目指してこの地上のいのちを生き続けましょう。

 

 「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。あなたがたは、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それは、あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。」(ヘブル1223)

 

 どうか、イエス様を信じ、そして信じ続けてください。

 どうか、礼拝でお会いできる日をと祈っています。

 教会はいつでも、いつまでも皆様をお迎えする気持ちを大切にしております。

 雨の日は、静かにしていると心が落ち着きます。休日には十分に休養をとってください。

  

葛西福音キリスト教会 牧師 松山公要